2週間でIELTS(UKVI) overallを0.5上げるには
先日UKVIを受験し、overallが5.0→5.5になりました。
UKVIとは、だいたい内容はIELTSと一緒の試験です。
英国で仕事をしたかったり、学位を取得したい時に必要な語学試験です。
だいたい一回4万円する上に、普通のIELTSより開催回数が少ないなど、色々と受けたくない要素満載な試験です。志望している教育機関が指定してこない限り受ける必要のない試験だと思います。
受験当日気をつけること
●筆記用具と飲料水は開催側が用意してくれます。パスポートだけが必要になります。
●どんなことがあっても成績証明書は一枚しか発行してくれません。入学審査などで複数必要な場合においてのみ、有料で発行してくれます。ただし、受験日から30日以内、移民局や教育機関へしか発送できません。自宅の住所は受け付けてくれません。
申請書類は下記のページからダウンロードできます。
●speakingが開始する直前に自分のcandidate numberと、ヤマト便の伝票番号が書かれた紙が渡されます。これは本当に大事なので保存しておいてください。
●13日後の17時からwebで試験結果が公開されます。受験1週間前にメールで送られてくるIELTS for UKVI confirmation Noticeの下の方にさらっとリンクが載ってます。ここでcandidate numberが必要になります。
Lisning→ 5.0
Leading→5.5
Writing→6.0
Speaking→5.0
でした。やはり聴くのと喋るのは苦手ですね。変化なしでした。比較的得意なLeadingとWritingを上げることでなんとか0.5あげました。
やったこと
●模擬試験四回
●writing7個
●10個くらい長文全訳
●実践IELTS単語集3500のPart3まで暗記しておく
でした。skypeでwriting添削してくれるサービスが探せばあるので、利用するのは非常に有用です。
これからはビザ取得と学費振り込みというイベントが待っているので、
まとめられる情報があったらまとめたいです。
学歴の値段
子供の志した道だからこそ、できうる限り支援したい、そう思われる方は多いのではないでしょうか?
その前に是非このドキュメンタリーを見ることをお勧めします。
iTunesでもレンタルできます。
アメリカでの場合、学費の高騰が問題視さています。ヒラリー・クリントンさんなんかは学費の抑制のための施策を政策に入れたりしています。
日本でも奨学金が問題になっていますね。思った通りの道に進めないのは世の中が悪いのか?それとも、学歴とはそもそも何なのか?ということを改めて考えなければならない時代になってきているのかもしれません。
以前の記事で英国の主要美大一覧というものを書きましたが、大学を決めるにあたって、単に権威的だから、有名だからという理由で決めるのは少々危険です。英国の大学はあくまで英国人のためのものです。その国の文化の保護のためのものという役割が美大にはありますので、そこでどういった知識を異国の出身の私達が学べるのか?そして将来的に何ができるのか?ということは戦略をたてて選ばなければなりません。
筆者は何で英国の美大を選んだかというと、アメリカの大学の学費がバカ高すぎるからです。美大といえども結構公立の学校多いのが英国の特徴ですかね。特に美術史の授業が好きだった学生さんは楽しいと感じることが多いとおもいます。そうゆう文化が醸造されたまさにその場所ですからね。ヨーロッパは。
デザイン、アート系というのはあまり馴染みがない方が多いと思います。最近の風潮ではデザイナーといったら、おもしろオリンピックロゴデザインおじさんとその仲間達みたいなイメージになってしまっていると思いますが、美術とは実践的な学問の一つだと思っています。
美大に興味を持っている方の参考になったら幸いです。
主要な英国の美大一覧
海外の美大でいいなぁと思う所はまず工房の規模がでかいという所でしょか。英語圏の主要大学ということで全世界的に学生を集客できるので、制作に必要な最新の機械とか設備が揃ってます。日本の美大と違うのはそうゆうところかなぁと思います。
CAMBERELL COLLEGE OF ARTS
CENTRAL SAINT MARTINS
CHELSEA COLLEGE OF ART AND DESIGN
WINBLEDON COLLEGE OF ART
LONDON COLLEGE OF COMMUNICATION
LONDON COLLEGE OF FASHION
こちらはロンドン中心市内に大学、これら全部をロンドン芸術大学と言います。それぞれ得意とする分野があるみたいです。
ARTS UNIVERSITY BOURNEMOUTH
アニメ分野が強いとされています。ロケーションはロンドンからは離れますが、海沿いのリゾート地らしいです。
THE GRASGOW SCHOOL OF ART
こちらはスコットランド。チャールズ・マッキントッシュが卒業生。しかし最近マッキントッシュがデザインした校舎が燃えてしまったらしい。地元民はショックすぎてやけ酒をしたとか、しないとか。
EDINBURGH COLLEGE OF ART
めちゃくちゃ歴史があってオックスフォードやケンブリッジと同じ古代大学の一つ。エディンバラ大学と連携関係にあり、卒業すればアダム・スミスの後輩になれます。
GOLDSMITHS, UNIVERSITY OF LONDON
ロンドン大学を構成する一つのカレッジ。教授やカリキュラムはなんというか、体育会系といった感じでした。作業室の扉上には成功者は家に帰らない。みたいなことが書いてありました。若くて体力のあるうちにここで鍛えられるというのもありかもしれない。筆者はもう無理だと思った。今、とても勢いのある大学。
Royal College of Art
王立なのでイギリスでは最も権威のある美術大学。入れたらすごいが、最近は超高学歴でクリエイティブな理系学生を取っているので、卒業制作が人工の葉緑体、とか美大なのに訳のわからない次元に達している。
みたいなところが主要な大学だと思います。
なかなか情報が少ないので、自分で情報を集めていくのはかなり難しいです。留学斡旋機関を利用するのもありだと思います。
英国大学の特徴〜美術大学編〜
筆者の専攻は美術系でした。そういった系統の仕事についていました。夢がある業界、と言われることがありますが、筆者の感覚としては夢を追ってるという感覚はあまり無く、課題やレポートに追われ、評価されなかったら人生が終わる、と終始びくびくしていた思い出があります。才能がなければそれまで。セーフティーネットなどないという空気を出されていました。
よく好きだからできる。と言いますが、好きでもなければやってられない目にあうという事の言い換えです。楽しい事ばかりでは間違いなくありません。ですのでご自身やお子さんがこういった分野に進みたいという方は、こういう事情をよく理解させてあげてください。
海外の美術大学で学ぶという事
●西洋美術史や世界史の内容を把握している事は必須。一般教養として基礎的な西洋哲学の知識を求められる
もちろん知ってるよね?みたいなノリで授業が始まると思います。筆者も大学時代単位を取りましたが、当時は大学に入って真面目に勉強してる人は人格異常の変質者という空気があり、内容などさっぱり頭に入っていませんでした。こんな大人にならないでください。四年制の大学に入る方は、1年目は必ずファウンデーションという基礎的な教養を身につける学期になります。その時期にそういった知識を身につけることになると思います。
●感覚的で抽象的な内容を共有しなければならない分野なので、語学の壁はさらに高くなる可能性がある
美術分野特有の問題だと思います。かなりのモチベーションと積極性が必要になると思います。
●新卒採用の時期と必ずずれる
高校卒業後、海外の大学に進学される方にとっては一番考えなければならない問題だと思います。学期の始まりが9月なので、日本の大卒採用のスケジュールとなかなか合いません。美術分野はポートフォリオの質が全てという考え方もあるので、比較的年齢や経歴などは障害にならない傾向にあると思いますが。雇用の形式もかなり多様化しているので、これから先はあまり気にならなくなるかもしれません。
筆者は大学院に行くとこになります。大学時代と仕事でのポートフォリオがあり、やや語学レベルが足りていませんが、入学を許可されました。その点は大学時代と仕事時代にお世話になった方に感謝です。ポートフォリオを真面目に作っていれば、かなり柔軟にチャンスにめぐりあえるというのがこの分野の強みであると思います。
こういった分野に興味がある方の参考になれば幸いです。
大人になって勉強する際の注意点
飲酒ダメ、絶対。飲酒、ダメ!!絶対!!!!!ダメ!!二日酔いでもダメ!!ということを強くお伝えします。一回三ヶ月くらい禁酒するとめっちゃ体軽くなって頭が冴えます。お試しください。
IELTS listening対策オススメ
listeningはディクテーションをやると良いという定説があります。それに向いてる書籍を紹介します。
これを一冊ディクテーションしましょう。1日5問やれは一ヶ月でOK!
しかも基本的な文法のおさらいもできる。文法的に間に何かの語が入るだろう、と推測することでネイティブじゃない筆者の様な耳でもなんとかすることができます。実体験でめっちゃ上がりました。
overall5.0~6.0あたりの人には簡単すぎるかもしれないですが、問題形式を説明してくれて、本番に近い模擬問題もあります。公認問題集ならではの内容です。
LELTS 出題内容まとめ
そういえば先日IELTSを受けてきたので、覚えてる限りの内容をまとめます
Listening
Task1
ラップトップが壊れちゃった人が保証窓口に電話してる内容でした。
task1では電話番号のような番号の羅列の書き取りとスペルの書き取りがほぼ必ずどこかにあります。ボーナスポイントなので書けるようにしましょう。
Task 2
運動ジムの料金プランとコース、開店時間その他もろもろのアナウンスでした
Task3
おそらく学生の男女がプレゼンテーションの内容をどれにしようか?と語っている内容です
Task4
アメリカ大陸の移民の歴史とそのルーツに関するスピーチでした。
記憶が曖昧なのであまり信用しないでください。というかこのレベルのまとめとか需要ないんじゃ。。とか思いますが気にせず続けます。
IELTSはディクテーション方式なので、TOFLEと比べるとまあなんとかなるんちゃう?という感じらしいです(TOFLE受けたことないのでわからないですが)
つまりディクテーションやってれば対策はOK。単語帳についてる例文のCDを聞いてそれを書き写す、聞き取れなかった単語は発音しながら10回くらい書く。というのをある程度の量やるというのが効率の良い勉強法かなぁと筆者は思ってます。
reading
Task1
都市ってなんでできたか知ってる?最古の都市はメソポタミアにあって敵から身を守る。灌漑ができて農業にイケてる土地をキープできる。集団で住むから繁忙期の労働力に困らない。市場ができる。蓄財して原始的な銀行を作ることができる、などとっても便利なこといっぱい!って感じの内容でした。穴埋め問題と選択問題とパラグラフの題名を選ぶ問題がそれに対応して出ました。筆者は選択問題が一番どうかと思ってます。True, false, not givenの三種類から選ぶのですが、falseとnot givenの違いで毎回迷います。
Task2
すっごく高いヴァイオリンでお馴染み、ストラトヴァリウスに関する長文です。ストラトヴァリウスを所有してる方にはボーナス問題です。なんかヴァイオリンの構造の説明⇨木材の水分が時を経るとこう、、めっちゃええねん、まじレガシー。みたいな始まりでした。3ページくらいあるのに選択問題が4つしかなかった鬼畜設定でした。
Task3
マルチタスクはいけてるかいけてないか3人くらいの研究者の研究とその結果をご紹介しますと言った内容でした。複数の研究者を取り上げるという形式はまずまず出てきます。そうゆう場合は研究者の名前をぐりんぐりんに鉛筆で印をつけましょう。研究者の名前と研究内容を対応させる問題がほぼ必ず出ます。
Writing
Task1
棒グラフでました!ニュージーランドで旅行者に使われてる交通手段、三種類、5カ国って内容だったと思います。
Task 2
agree / disagree 問題で、価格競争で商品の価格が安くなることは良いことか?という内容でした
outline
agree / 多くの人が良いサービスをより安く利用できて便利
disagree / 過度な競争を産み、ワーキングプアも生まれる可能性がある。
そう言った傾向は間接的に社会を弱める。
安さを求めすぎて品質や安全を犠牲にする可能性がある。
みたいな感じにしました
筆者の英語力はまだまだ未熟なので内容の認識を間違えてる可能性はめちゃくちゃあります。あくまで参考程度に。
IELTSに挑戦する方の力に少しでもなれたらと思います。