本当にあった留学の怖い話〜住居編〜

留学するにあたって住居探しは大きな問題の一つだと思います。まとまったお金が必要ですし、交渉は全て英語ですので、大変な苦労をすることとなるかもしれません。しかも、その場所が快適でなければ、本業であるはずの勉学や仕事に支障が出てしまいます。しかも、ロンドンは物件が高騰していて世界一家賃が高い場所、と言われています。

 

経済的な理由でできるだけ家賃を抑えたい、と言う目的を持っている方は、多いかもしれませんね。ですが、女性だったり、語学力が不安な方は、格安の物件に住むのは絶対にやめた方が良いでしょう。安価である=危険である。と言うのはどの地域でも同じであるようです。筆者も安い物件を見つけるために海外用の物件案内の掲示板を利用しましたが、非常に拗れた状況に遭遇してしまいました。

かなり他の方のプライベートな内容を含んでしまいますが、性的嫌がらせの被害にあった方を直接的に四人は知ることとなってしまったので、注意喚起のためにこの記事を書きます。

 

筆者は1年間、UKの大学院に通うため大学が用意した寮に住んでいましたが、一身上の都合のためロンドンの物件を探すこととなりました。

uk.mixb.net

MixBと呼ばれるイギリスに中〜長期滞在する方々には非常にメジャーな掲示板を利用しました。多くの日本企業もちょっとしたバイト情報などを載せていて、とても便利な掲示板です。筆者もお小遣い稼ぎにComiccomなど、とてもメジャーなイベントのお手伝いなどをしていましたし、良い経験ができました。

そう言った流れで、”住まい住居”カテゴリの物件に一ヶ月お世話になることとなりました。ロンドンの富裕層が住む治安の良い地区のかなり大きな一軒家で、イギリス人の大家さんと同居でしたが、浴槽やトイレは共有することもなく、キッチンのみ共有するだけ、しかも他に二人日本人女性がそれぞれ一部屋使い住んでいるので、まあ大丈夫だろう、むしろ掘り出し物を見つけたかもしれないぞ。と思っていました。大家さんも大変な高齢で、変なことをするはずがないだろうと思っていました。私は仕事で朝早く家を出て夜遅く帰ってくるだけだったので、大家さんとも正直、ほとんど話すこともなく一ヶ月の半分が過ぎようとしていました。

 

しかし他の二人のフラットメイトの入れ替わりが非常に激しく、共同スペースで顔をあわせる機会があっても足早に自分の部屋に行ってしまうので、少々不思議ではありましたが、まあ完全な他人同士ではあるし、そうゆうこともあるだろうとあまり気にせずに過ごしていました。

先ほど書いた被害者の四人は19〜21歳といった最近まで高校生といった若い女の子でした。もう一人は私と同じアラサーで、仕事の関係で来ていて、英語も堪能な方でした。その方から聞いた話がおそらく一番状況を正確に把握できる情報なのですが、共同スペースで顔を合わせているといわゆるセクハラに該当するような発言や行為をしてくる方だったようです。彼女は語学も堪能ですし、自分の意思を主張することができたのですが、その他、10代〜20代前半の子達は非常に怯えた様子で私の使っている部屋に来て、住む場所を変えたい、怖いと言った相談をしてきました。

 

具体的な内容を書こうと思いましたが、あんまりにもキモい内容だったので、文字として発信するのが辛いので断念しました。もちろん女性側の意見しか聞いてないので、フェアではないとは思います。男女が一つ屋根の下で暮らしてれば色々あるやん。。テラスハウスみたいに。。とか言う意見も確かにありますよね。そうそう、年齢の差を超えた愛もあるよね。。そんなこともありますよね。。

格安の家賃で住む条件なので、そんな状況でも住む方がいるのですが、私は休みの日に家の共同スペースを掃除する条件で入居しました。一ヶ月、日本円で約3万円ほどです。ロンドンでこの値段はほぼありえない安さです。いつものように掃除をしていると、普段開けたことのない扉があったんですよ。家の中はどこでも使っていいとか言ってたし〜まあいいかと思って開けたのです。その部屋には3〜4人が囲むことのできる椅子とテーブル、それと小さめの食器棚がありました。ピンク色の壁紙で可愛らしい内装の部屋。長いこと人が入っていない様子でしたが、部屋の中にあるものはどれも高価そうで埃が積もっていなければ気にいる女性は多いでしょう。凝った模様のお皿がその食器棚には飾ってあり、高価そうなグラスも幾つか入っていました。その棚には遊具に乗ったり、ソファで楽しそうに笑う男の子の写真が飾られていて、いわゆる典型的な幸せな家族写真が並んでいました。お子さんがいたのか。。いい人なのかもしれないな。。と思いましたが、その並びの一番手前に6〜7歳ぐらいでしょうか。少々胸が膨らみかけている少女の全裸の写真がありました。着替えをしようとしているところを突然撮ったのでしょう。少女は驚いた顔でこちらを見ています。

 

アジア人女性は向こうの社会では非常に幼い顔として認識されるのは普通のことであり、アラサー後半戦の筆者もお酒を買うときは身分証の提示を求められます。そんな社会で19〜22歳の子は何歳に見えるでしょうね。。

 

それはおいといても上記の少女は誰なんだろう、、全くの他人だったらそれはそれでやばみがあるし、逆だったとしても、、。こうゆうのこっちでは普通なのかな?異文化!異文化なら仕方ないね!イヴァンカ大統領補佐官!

この頃から色々感覚が麻痺してきていたのでしょうか。LINEで近状を伝えていた友達も本当にすぐに出て行くべきでは?通報した方がいいんじゃないか?と言う意見が寄せられるようになりました。

 

 

実は上記に挙げた掲示板で定期的に注意喚起を促す記事を掲載している方はいらっしゃるようです。私もその内容を一時期目にしましたが、うん。これは事案やな。と言った内容でした。が、申告者によってその記事を消すことができるシステムだそうです。この物件は今現在、入居者募集の引き続き出しています。何回も投稿される注意喚起記事を大家さん本人がそれを消しながら。

 

アラサーがワーホリなどで海外に行く場合でしたら、何らかのトラブルにあっても、お前らが社畜時代で培った忍耐力と精神力はその程度か!ガイジンの変態一匹撃退できないでどうする!!と逆に鼓舞したいですが、未成年の十代の子がそんな目に会うのはどうしても納得できませんのでこんな長い文章を書きました。

 

書いておいて正直、この記事で伝わる怖さがどの程度かわからなくなっている筆者です。第三者の介入がないまま、大家と入居者の口約束でほとんどの契約がなされてしまう状況は本当に危険です。向こうにしたら、言葉もよくわからん外国人の女に何してもバレへんやろ。。くらいに思っているでしょう。

 

お子さんが海外で学んでみたいと言う親御さんもいらっしゃるかと思います。その際には、住む場所だけでは最優先で確保してください。

少しでも海外に滞在した人は思うはずです。なんて日本は医療や教育面で手厚いサービスを非常に安価な値段で受けることができるかと。日本の教育機関は本当に素晴らしいです。そのことをよくお子さんと話し合って留学を決めてください。日本でも質の高い教育は十分すぎるほど受けられますし、語学習得のためだけなら生活費が東京より高いロンドンにわざわざ行く必要無いと思います。。